防具クリーニング&リメイクを安心してご利用いただくためのご確認事項

小手、面、垂、胴、道着、袴をクリーニングに出される前に必ずご確認ください。

小手クリーニングについて

  • 小手紐はつけたままクリーニングにお出しください。
  • クリーニングにより若干の色褪せが生じます。
  • 皮革部分、手の内はクリーニングにより若干硬化するものがあります。数回の稽古でもとに戻ります。
  • 手の内の穴あきや甲部分の損傷及び紐の損傷は、クリーニングにより広がる場合があります。またクリーニング前には気が付かなかった損傷部分が、クリーニングによって顕在化する場合がございます。
  • クリーニング後、小手が少し締まったように感じますが、数回の稽古でもとに戻ります。
  • クリーニングにより手の内に紺縁革の藍染料が移染する場合があります。
  • 手の内の革の種類、使用年数、保管状況によってクリーニングすることにより硬貨、破損する場合がございます。

面クリーニングについて

  • 面紐はつけたままクリーニングに出されても構いません。一緒にクリーニングいたします。
  • クリーニングにより若干の色褪せが生じます。
  • 皮革部分はクリーニングにより若干硬化するものがあります。数回の稽古でもとに戻ります。
  • 手の内の穴あきや甲部分の損傷及び紐の損傷は、クリーニングにより広がる場合があります。またクリーニング前には気が付かなかった損傷部分が、クリーニングによって顕在化する場合がございます。特に面縁の漆黒、朱塗り部分は滑落します。また面布団に使用している皮革は汗の成分である塩分等がバインダーとなって面布団に留まっているものはクリーニングにより滑落してしまいます。早めのクリーニングをお勧めします。
  • 面金は、色々な部材がありコーティングされているものの剥離及びキズ腐食が進行しているものはクリーニングよってより顕在化するものがあります。
  • 面金の内側の塗装は汗、蒸れによりまた軽微に施しているものが多く水を通すだけで剥離してしまうものがあります。同じメーカーでもこの塗装の強度は異なりますのでご了承ください。
  • クリーニング後、面が少し締まったように感じますが、数回の稽古でもとに戻ります。
  • 当店では損傷部分の修理は行っておりません。クリーニング終了後の修理をお勧めいたします。
  • 面シールドは外してお送りください。シールドの破損、ひび割れなどの責任は負いかねます。

垂クリーニングについて

  • 垂の縁部分や飾りの損傷及び紐の損傷は、クリーニングにより広がる場合があります。またクリーニング前には気が付かなかった損傷部分がクリーニングによって顕在化する場合がございます。
  • 大垂、小垂、及び中央大垂、左右大垂の色褪せの差は、クリーニングによっても解消されません。リメイクをお勧めします。
  • 審査の為のNOシールの粘着剤は残る場合があります。審査後は早めに取り外す事をお勧め致します。

胴のクリーニングについて

  • 胴紐はつけたままクリーニングに出されても構いません。一緒にクリーニングいたします。
  • 蜀紅、乳皮部分のホツレや損傷はクリーニングによって広がる場合があります。
  • またクリーニング前には気が付かなかった損傷部分が、クリーニングによって顕在化する場合がございます。
  • 胴台のキズはクリーニングでも直りません。胴台が竹の物は使用頻度により、竹に隙間が生じる場合があります。
  • 胴胸は意外と汗を吸収しているため、早めのクリーニングをお勧めします。

小手・面・垂の染リメイクについて

  • 当店での染リメイクには、天然藍を使用します。本藍と堅牢度(色褪せ度)はあまり変わりません。リメイクにより刺繍ネーム、メーカーロゴ、手の内、縁裏皮飾りに藍色が付くことがあります。ご了承ください。
  • 皮革部分が牛革を使用している物は染まらない場合があり、染まっても黒く見える場合があります。
  • 色褪せが著しく進行している物は染めにお時間をいただきます。
  • 突き垂れ蜀紅に藍色が付くことがあります。ご了承ください。
  • 面縁のリメイクには、本漆に似た染料を使用いたします。朱塗りに関しての色味(色合い・発色)は当店専用の朱赤色で行います。(面により朱塗りは赤~橙まである為)
  • ※鹿革牛革等の特性で生存中のキズが、クリーニングによって顕在化する場合があります。
  • 当店では損傷部分の修理は行っておりません。クリーニング終了後の修理をお勧めいたします。
  • 染めリメイクは原則表側のみとなります。裏側リメイクはご相談ください。
  • リメイク後の使用状況により若干の色落ちが生じます。

胴の磨きコーティングについて

  • 胴台の素材によっては光沢が出ないものがあります。黒色の大和胴、黒色の樹脂胴などの傷は竹刀の摩擦による表面が融解しているものは光沢は出ません。コーディングによって若干目立たなくなります。(視覚的個人差がありますことご了承ください)他の色は光沢が出ます。
  • 鮫、虎などの毛地質系の胴台の加工はできません。
  • 胴の素地まで達した傷は取り除くことはできません。
  • コーティングした後はある程度の強度はでますが、傷がつかない加工ではありません。
  • コーティング後数年で光沢効力は落ちてきます。再度磨きコーティングをご用命ください。
  • 乾漆系(艶消し、マット調)の胴も磨きコーティングはできます。この場合艶消しマットな状態で光沢を出さずに仕上げます。

剣道着・袴(はかま)のクリーニングについて

  • 剣道着及び袴のクリーニングは色を極力出さないように洗いますが藍の特性上完全に色を止めることはできません。クリーニングによって藍色は少しずつ流れ出します。
  • 袴のライン(線)は生地の伸縮によって真っ直ぐに入らないものもあります。またラインが完全に消失している場合も元のラインが取れない場合もあります。
  • 日焼け、汚れ等、計時劣化により、部分的に色褪せする場合があります。また生地を損傷しているものが顕在化する場合があります。

※白防具クリーニングについて

白防具は中身(綿)に赤毛氈及び色柄生地を使用しているものがあります。クリーニングによってそれらの色素が表面に浮き出てくる場合があります。汚れとは異なりその色素を取り除くことは困難です。ご了解のもとクリーニングにお出しください。

利用料金

当店がお客様に請求する本サービスの利用料等は「剣洗クリーニング/リメイク料金表」の通りといたします。

※当社からお客様のもとへ返送する際の送料は、全国一律1,100円(税込み)です。

送付先

 有限会社大佛 防具クリーニング剣洗

 〒180-0022 東京都武蔵野市境2-5-6

 TEL / 0120-439-229

お支払いは

・Amazon pay ・カード決済・代金引換・お振込みがございます。

お振込みの場合は

 下記の口座に、ご注文から1週間以内にお振込ください。

  西武信用金庫 武蔵境支店

  店番 049

  普通 0152823

  ユウゲンガイシャダイブツ ケンセン

剣洗で防具を依頼されるお客様は上記確認事項をご了承したものとしてクリーニング洗浄/リメイクをいたします。